発達障害があり、ワーキングメモリーが低い我が子
我が子は発達障害(自閉スペクトラム症)があり、小学2年生のときに受けたWISK検査で、ワーキングメモリーが低いと診断されました。
ワーキングメモリー(WMI)は68で(低い~境界線)という結果
そもそもワーキングメモリーとは?
検査の結果を知り、そもそもワーキングメモリーって何?ということを調べるようになりました。
ワーキングメモリーとは?
ワーキングメモリとは「作業に必要な情報を、一時的に保存し処理する能力」のことで、作業記憶などとも呼ばれることがある。どの情報を覚えておけばいいのか、どのような情報は削除していいのかを整理する能力のことを指す。
会話や計算をする時に、大人も子どもも日常生活のさまざまな場面でこのワーキングメモリを使って判断や行動をしているそうです。
例えば、料理をする時は、「レシピを読み手順を覚え、材料を切り、炒めて、炒めながら洗い物をして、火が通ったら盛り付けをする。一品だけでなく、2品、3品を同時に作り、全てが温まった状態でテーブルに並べる」ということを、私たちは普通に日常作業として行っています。
料理を作るという作業は手順を覚え、見通しを立て、同時に色々な作業を進めます。つまり「短い時間に心の中で情報を保持し、同時に処理する能力=ワーキングメモリー」を使って行動をしているのです。
ワーキングメモリーが低い我が子の困りごと
ワーキングメモリーの一時的な記憶機能で私たちは判断し、行動を行っているため、ワーキングメモリーが低いと、色々な困りごとが出てきます。ワーキングメモリーの容量が小さい人は必要な情報を覚えられず、処理するのが苦手な傾向にあるからです。
我が子の困りごと
- 何度やっても間違える
- 昨日できていたのに今日はできない
- 問題を読まないで回答する
- 文章を読んでも内容を理解することができない
- 素直に言うことをきかないで解こうとする
- 字を書くのが雑
- 誤字脱字が多い、正しく字を書けない
- 周りの音や動きに簡単に反応するため、視線が飛びやすく、集中が切れやすい
- ケアレスミスが多い
- 早く勉強をやめたがる
- 毎月届く教材がこなせない
ワーキングメモリーを鍛える習い事を調べてみました
困りごとが多いので、ワーキングメモリーを鍛えるトレーニングをしたい!と思い、ワーキングメモリーを鍛える習い事について調べてみました。

自分で調べて、ワーキングメモリーを鍛えるしかないんです。
ワーキングメモリーを鍛える習い事
- ピアノ
- そろばん
- 英語
ワーキングメモリーを鍛える習い事はピアノ
楽譜を読み、楽譜通りに手や足を動かして演奏し、弾いた音が合っているかを耳で聞きながら、先の楽譜を目で追うというピアノ演奏は、同時処理が必要なため、ワーキングメモリーを鍛える習い事なんだそうです。
また、同じ事を繰り返していると、ワーキングメモリーを使わなくなるそうですが、ピアノは少しずつステップアップして練習できるので、ワーキングメモリーを鍛える習い事としてぴったりだそうです!
参考:クロワッサンオンライン
ワーキングメモリーを鍛える習い事はそろばん
そろばんは、「計算する数字や答えを記憶したり、計算に必要な数と計算後にいらなくなった数の取捨選択を行うため、一時的な記憶と情報の取捨選択を判断する能力が高まる」そうです。つまり、ワーキングメモリーそのものを鍛えるトレーニングができると言えそうです。
また、一つの問題を解くのに、手をたくさん動かす上、速さも求められることも、ワーキングメモリーを鍛えるトレーニングにつながるようです。
参考:toz
ワーキングメモリーが鍛えられる習い事は英語
バイリンガルの人のワーキングメモリーは相対的に高く、二つの言語を脳の中で変換する作業自体が脳を鍛えるトレーニングになるそうです。ということは、英語を習うことはワーキングメモリを鍛えるのに適していると言えます。意味を理解しようと必死なときほど、ワーキングメモリーを多く使うため、鍛えることができるそうです。
参考:クロワッサンオンライン
習い事でワーキングメモリーが鍛えられているのかは謎
ピアノ、そろばん、英語がワーキングメモリーを鍛える習い事であることを知る前に、我が子にはピアノ、そろばん、英語を習わせていました。
ピアノという習い事でワーキングメモリーは鍛えられたか?
ピアノは、4歳の時に習い事としてはじめましたが、音符に色塗りをしたり、手をたたいてリズムを覚えるなどのレッスンにとどまり、一年経っても、ピアノを弾いたり、歌ったりすることはできませんでした。コロナ禍になり、オンラインレッスンを打診されましたが、オンラインでは難しいと判断し、一年で挫折しました。
そして、1年生の時に音楽療育をしている施設に通わせ、そこで楽器や歌に興味を持ってもらうことからはじめました。
2年生になるときに、ワンコインで一回15分、習い事としてピアノを始めることにしました。両手でたどたどしいながら演奏ができるようになりましたが、本人がピアノが好きではなく、家で練習しなかったので、なかなか上達しませんでした。一年習いましたが、本人にやる気がみられないのでお休みすることにしました。
本人が好きでないと、習い事を続けるのは難しく、ワーキングメモリーを鍛えるほどの効果はなかったと思います。
習い事1:ピアノ
ピアノが好きでないと、ワーキングメモリーを鍛えるのは難しい
そろばんという習い事でワーキングメモリーは鍛えられたか?
見通しを立てるのが難しい我が子。でも、お兄ちゃんが習っていることは、イメージがつきやすいようで、お兄ちゃんが習い事として通っているそろばんに行きたいと言うようになりました。
そろばん塾の先生には、発達障害があるので我が子のペースで構わないので、教えてもらえたら・・・とお願いし、超スローペースで教えていただいています。(我が子を受け入れて下さり、本当に感謝です涙!!)
集中が切れて、途中で寝てしまったり、ふざけたりすることはあるそうですが、それでも毎回通塾できています。
現在、習い始めて5ヶ月が経ちました。
指をつかわないと一桁+一桁(例5+4=9)の計算ができなかったのに、今では指を使わずにすらすら回答できるようになりました。
「ちびっこそろばん」というテキスト2冊目レベルで、まだまだそろばんの玉をすばやく動かすにはほど遠いのですが、このまま続けて、ワーキングメモリーを鍛えるレベルまでいくことを願っています。
習い事2:そろばん
IQレベルが低いと、ワーキングメモリーを鍛えるレベルになるまでに時間がかかるが、継続できそうな習い事。効果が期待できるのはまだ先の話し。
英語という習い事でワーキングメモリーは鍛えられたか?
英語は、年長の時に一年間ネイティブの先生がいる英語教室に行きました。
1年生から、発達障害があっても受け入れてくれた日本人の英語教室に切り替えました。
発音したがらないなど、嫌と思うことは拒否することはしばしばあるようですが、お友達がいるので、英語教室に行くこと自体は嫌ではなく、楽しんで行けています。
ただ、学校の授業についていけない我が子が、英語教室の英語についていけるのは、せいぜいあと一年だと感じています。
3年生になると、英文を読まなくてはいけないのですが、日本語を読んで理解するのが大変なのに、まして英語なんて難しいです。
宿題も難しくなってきたので、続けられた英語をやめるのはもったいないですが、近い将来限界かな・・・と思っています涙!
習い事3:英語
発達障害のある我が子は、学年相応のレベルについていくことに、いずれ限界がくる。下の学年ともう一度同じ事を習うのは、本人のプライドもあり難しいため、辞めざるを得ない状況。
天神はワーキングメモリーを鍛える習い事
ピアノ、英語は、発達障害のある我が子には難しい状況。
何か他に良い習い事はないのかさがしていたところ、みつけたのが学習教材「天神」です。
天神は、発達障害がある子でも勉強しやすいように工夫された学習教材で、「経済産業省IT経営百選最優秀企業賞」や「日本e-Learninng大賞グランプリ」を受賞しています。
家庭学習用の教材は数々ありますが、天神は、2016年に「日本LD学会で読み書き困難児の認知特性とATを使用した学習支援の有用」を発表してから、発達障害を抱える児童の学習支援に力を入れてきたというところが、一般のデジタル教材との大きな違いです。
一般のデジタル教材
- 情報が一気に表示される(何に注目して良いかわからない)
- 何に注目したらよいかわからないので、集中が途切れる
天神のすごいところ
- 週一回10分天神をしただけで、視覚ワーキングメモリ課題の数値の上昇した
- 視覚的短期記憶力が向上した
- 集中力がついた
- 課題をやりきって達成感や自信につながった
(塾と共同で読み書き困難児向けの学習支援の有効性を三ヶ月検証)
発達障害のある子でも学習しやすいように、天神が新しいサービスを開始
2023年4月から「レクチャー」というサービスが始まりました。
レクチャーとは?
レクチャーとは、本格的に問題を解く前に見る講義で、一本5~10分で単元ごとの要点や注意点をわかりやすくまとめているもの(動画講義)
レクチャーは
1、先生と生徒の掛け合い
2、先生の説明
3、先生と生徒の掛け合い(2の内容を復習)
という構成で、全ての説明は音声で読み上げされており、文字やイラスト、写真、動画を用いて丁寧に少しずつ説明が行われます。
天神の「レクチャー」の特徴1
説明が少しずつ進められるので、ちょっと気がそれてしまって内容がわからなくなった場合も、戻るボタンで少しだけ戻ることができます。

「すすむ」と「もどる」ボタンで、少しずつ進められ、子どものペースで理解できたタイミングで進むことができます。
天神の「レクチャー」の特徴2
ワーキングメモリーが低い子でも、何が大事かわかりやすいように、「これだいじ」を示してくれるので、勉強の目的がわかりやすいように作られています。
また、穴うめプリントで、穴埋め箇所に注目して、レクチャーを聞くことができます。
このように、注目しなくてはいけないポイントを明確にしてあることで、学習にメリハリをつくのです。

また、その子その子の理解に合わせて、再生スピードも変更できるようです。
天神が発達障害の子にぴったりな理由
天神は、超スモールステップ学習で少しずつ丁寧に学べ、記憶に残りにくい子も、反復練習ができるので、少しずつ理解でき、知識が定着する構成になっています。
レクチャーを見てから、問題を解くので、問題を解く前のウォーミングアップができます。
ウォーミングアップの後、問題を解いて学習した内容をアウトプットし、正解するまで反復するので、しっかり知識が定着します。
そしてなんと言っても天神の素晴らしいところは、シャッフルと問題の変化で答えを覚えて回答はできないことです。
他のタブレット学習では、同じ問題が出てくるので、わかっていなくても覚えて解くことができるものもありました。

我が子に合うかどうかは、資料請求や体験してみるのが一番
天神は、小中全学年全教科無料体験ができ、ネット環境が不要で使えます。兄弟も無料で使えるので、兄弟がいる場合は、結果コスパに優れているのだそうです。
資料請求は、住所や名前を入力するだけ。一分程度で終わります。
天神がテレビで紹介!ガイアの夜明け
大手金融会社に勤めていた黒澤慶昭さんが「サーチファンド」を活用し、子ども向けパソコン・タブレット教材を企画・販売する「タオ」を買収。社長に就任したストーリーが紹介されていました。新たなコンテンツ作りや販路を開拓する様子が放送されていました。
今までとは違う新たな風が吹き、タオの教材ははどんどん新しくなっていくのでは?と期待させる内容でした。
9月25日まで!ガイアの夜明け放送記念でAmazonギフト券が当たる
今、新規に申し込みをすると、ガイアの夜明け放送記念でAmazonギフト券3,000円分が当たります!